強力な泉質により、病気を改善しようと訪れる人が多い玉川温泉。
その歴史をさかのぼると、江戸の昔から難病に苦しむ人々に親しまれていたということがわかりました。そして、今でも長期滞在で本格的な湯治を試みる人が多いため、玉川温泉の造りは一般的な旅館とは少し違うようなのです。
宿泊施設「玉川温泉」は、源泉・岩盤に隣接する最も古い施設です。ここは、旅館部と自炊部に分かれており、やはり長期滞在者は自炊部を選ぶことが多いのだそうです。
そしてここの一番の特徴は、通常の旅館に備え付けられているテレビや冷蔵庫、さらにトイレやお風呂がついていないということです。というのも、強酸性の源泉が近いことから、金属製の電化製品などは壊れてしまうダメだといいます。
玉川温泉は本格的な湯治施設なのです。
玉川温泉に行きたい気持ちは大きくなるばかりですが、深刻な病に悩む方でも予約が難しいというのが現状です。
そこで見つけたのが「新玉川温泉」です。ここは、短期で気軽に湯治を体験してみたい・・・、という声に答えた施設だとか。
玉川温泉からは2キロほど離れていますが、岩盤浴までの送迎なども行なわれている(冬季限定)ので安心です。建物はバリアフリーのホテル造りで、玉川温泉にはないトイレ・冷蔵庫・テレビ・電話・アメニティグッズといった設備も整っています。
さらに最近では、玉川温泉での湯治を手軽に、より楽しむためのホテルもオープンしているようです。
平成16年12月にオープンした「湯治館そよ風」は、21世紀型の「湯治館」。設備は整っているホテルでありながら、介護スタッフによる入浴介助やケアサービスなど湯治場としての機能を高めているのが特徴です。
健康効果の高さから長年注目を集めている玉川温泉。これからは、より多様な利用の提案が期待できそうです。