「寒い土地で美味しいものを食べながら、体の芯まで温まる温泉に入る……」
これは、昔から日本人が味わってきた楽しみであり、療養の一つです。
寒さが厳しい場所にこそ、体を温める叡智が集まっているというのは道理と言えるようです。
東北には人気の温泉地が多く存在しますが、中でもここ秋田県は注目の温泉地のようです。
実は秋田県は、温泉の泉質を考慮すると約6つの地域に分かれており、温泉自体の数はなんと100に近いのです。
山に囲まれた地形である秋田県は、まさに温泉の宝庫だったのです。
国内最大級のホテル予約サイト「じゃらん」のアンケートを調べてみても、秋田県の人気が高いことが分かります。
5800人が答えた「東北の人気温泉地ランキング」では、山形県の蔵王温泉や青森県の十和田湖温泉を押しのけ、秋田県の温泉が堂々の1位を獲得しました!
中でも、湯治場として有名な玉川温泉をはじめ、水沢温泉や乳頭温泉といった名の知れた温泉が集まっている「田沢湖周辺の温泉」が人気を得ているのだそうです。
あの玉川温泉があるのですから、この人気も当然と言えるかも知れませんね。せっかくですから玉川温泉以外の温泉も合わせて楽しみたいものです。
玉川温泉の近くにある、水沢温泉は、硫黄やカルシウムを多く含む泉質で、源泉59度の硫化水素泉です。
秋田駒ヶ岳の高度1千メートル地点から毎分1000ℓ湧出すという源泉は、ストレス解消や疲労回復のほか、高血圧症や動脈硬化を改善させる効果があるのだそうです。
一方、十和田・八幡平国立公園内にある乳頭山麓に点在する七湯を総称した乳頭温泉では、それぞれの源泉と泉質をもつ七湯を楽しむことができます。